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おすすめのぬか床容器

暮らしの道具を選ぶ

私は普段から、器や台所用品、食にまるわる道具の色々を、自分なりに、こだわって選んでいます。

毎日使うものだからこそ、お気に入りの気分が上がるものを選びたいと思っています。

そうした小さな選択の積み重ねこそが、何気ない日常を豊かに彩り、自分の家をパワースポットのような元気の出る大好きな場所にするための秘訣だと思っています。

 

そんなわけで、ぬか漬けを始めてから、次に興味が湧いてくるのがぬか床を入れる容器のこと。

長く使えるもの、というのが大前提。

長く大切に使うことが何よりのエコになるし、一生大切にしたい!と思うくらいのお気に入りに出会えたら、目に入るだけで嬉しいもの。それを使う日常生活は最高です。

そのため、こうした買い物は時間をかけてじっくり決めます。

 

今回のコラムでは、私がぬか床容器を探す過程で出会った「素敵なもの」たちをご紹介します。

最終的に自分が選ばなかったものでも、美しくて素敵なものがたくさんありました。

今、ぬか床容器を探している方のヒントになれば嬉しく思います。

 

 

 

ぬか床に適した容器

そもそも、ぬか床に適した容器はどのような容器でしょうか。

材質によってそれぞれ特徴があります。

まずは、ぬか床を入れるのに一般的に用いられる容器について特徴をご紹介いたします。

 

・木製漬物樽

軽くて、通気性がよく、水分を吸収してくれます。

反面、その特性ゆえ匂いが漏れやすく、水分不足に陥りやすいという難点があります。

ぬか床において、水気が増えたら取る必要がありますが、そもそも水分不足では発酵がうまく進まない原因にもなります。(この辺りの理由は、ややこしいので講座にて詳しく解説しています。)

しかし、木樽は大変趣があり、置いてあるだけで本格的な雰囲気が醸し出され、カッコイイです。

 

・琺瑯容器

塩分や酸に強く、軽く、何と言ってもスタイリッシュで佇まいが美しい琺瑯容器。

匂いも色も付きにくいです。

様々なサイズや形の製品が出ているので、冷蔵庫へ入れるのにも便利です。

 

・陶器製の甕や漬物壷

地の陶器は多孔質のため適度に通気性がありますが、漬物用の壺や甕は釉薬がしっかりとかかっているため塩分や酸に強いです。外の温度が伝わりにくい材質のため温度変化に強いという特性があります。

一方で他の素材に比べると重く、扱いにくいという難点があります。

しかし重厚感のある佇まいで、様々なデザインがありお気に入りを選ぶのが楽しいです。

 

・ジップ付き保存袋

とにかく手軽で安価、まずはやってみたい時にピッタリです。

ぬか床がコンパクトにまとまるため、夏場なども冷蔵庫での保管がしやすいのが利点です。

また、マイぬか床容器を持っている方でもお肉やお魚、柔らかいものを別漬けするときに便利です。

 

・プラスチック製漬物樽やタッパー

手軽で安価、軽くて冷蔵庫の出し入れが簡単です。そして万一落としても割れない扱いやすい素材です。

塩分や酸にある程度は耐えますが、酸に対しては琺瑯などと比べると耐久性がなく、長期間の使用で劣化する場合があります。使う過程で表面に微細な傷が付きやすく、そこに雑菌が残りやすい難点がありますので、その点は気をつけてあげる必要があります。

おしゃれなぬか床容器がほしい!

道具選びにこだわる私が、ぬか床容器を探す過程で出会った、素敵な容器をご紹介します。

どれも真剣に購入を検討していた素敵なものばかりです。

容器を探している皆さんにとって、何かヒントになれば幸いです。

中川政七商店

かきまぜやすい琺瑯のぬか漬け容器

 シンプルでスタイリッシュ、機能面もデザインされた美しい琺瑯容器。

琺瑯に木製の蓋を合わせるという、異素材の組み合わせがお洒落!

ありそうでなかなかない、惹かれるポイントです。

底に丸みがついており、かき混ぜやすいのも魅力です。

明山窯

ぬか壺

陶器の温かみや良さを持ちつつ、スタイリッシュなデザイン。女性の手でも扱いやすいサイズ感と重量、混ぜやすいカタチ。おしゃれなだけでなく機能面も兼ね備えたぬか床容器です。

冷蔵庫の狭い棚に入れるのに便利な平たいサイズもあります。

TOKONAME STORE

TOKONAME CROCK

常滑焼の甕。地の常滑の土は吸水率が低く、おしゃれな釉薬がかかり、味噌や漬物、梅干しなど塩分が高いものや酸性のものにも安心して使える素材です。

上が平らになっているので、キッチンの中で何かを載せたりできるのもポイント。インテリアにも馴染むデザインでぬか漬け以外にも使いたいと思う容器です。

野田琺瑯

ラウンドストッカー

きっとファンも多いと思う、野田琺瑯。私も味噌容器として愛用しているストッカーです。一番小さい18cmに私もぬか床を入れていたことがあります。高さがあるのでかき混ぜやすく、スタイリッシュで飽きないデザインとインテリアに馴染むシンプルさが魅力です。

シール蓋だけでなく琺瑯の蓋がついているところがツボ。

私のぬか床容器

おしゃれでスタイリッシュな容器がたくさんあり、 どれも良い素敵な品ばかり。

そんな中で、最終的に私が選んだのは、旅先で出会ったこちら。

 

”湖のスコーレ”さんと”NOTA SHOP”さんがコラボで制作されたというキャニスターです。

 

決め手は、わあ!これがいい!何の迷いもない、自分の心がときめく感覚。

 

ただし、気になる点も。

こちらは陶器製のキャニスターで、漬物用に作られた甕ではないため、ぬか床のように水分や栄養を多く含むものを、長期間保管することは本来想定されていないかもしれません。

陶器は多孔質で、目に見えない細かい孔があります。塩分を含むものを長期間保管すると「塩越し」が起こることがあります。さらには水分や栄養を含むものを長期間入れていると変色、カビが生える可能性も。

 

私は過去に、陶器に直接塩を保管したことで、塩の結晶化などの作用で、ある日突然、衝撃もなしにパッキリと割れてしまったことがあります。塩分や酸に耐えうるか、というのは保存食を保管する上で大切なポイントなのです。

 

そのため、「ぬか床容器」として皆さんにご紹介して良いものか、講師としては何とも言えないところがあります。

しかし私は、こちらの佇まいが大変気に入ってしまい、旅先だったこともあり諦めて買わずに帰ったら絶対後悔するだろうな、というのが自分でも目に見えていたので迷わず購入を決めました。

 

自分自身の心が真にときめくものは例え少し高い買い物でも後悔することはありません。

お気に入りとは家の中で、使う度、目に入る度にルンルン!とご機嫌になれるもの。

それだけの価値が十分にあると思います。

 

とはいえ、上記のような心配な点もありますので

長く使えるように、まずはホームセンターなどにある一般的な漬物用袋にぬか床を入れ、

それをキャニスターに保管しています。

最後はちょっとクセのあるご紹介となりましたが、

私はズボラな性格のため、お気に入りに入れることでモチベーションが上がり、混ぜるのをサボらないという良い効果も感じております!

 

キャニスターにお引越ししたことで、ぬか床の様子に変化があるか

「ぬか漬け俱楽部」の皆さんへの配信や今後のコラムにて、お話できればと思っています。

 

 

湖のスコーレさん(現地のみ)もしくはNOTA SHOPさんにて販売されています。

いかがでしたでしょうか。

 

 

ぬか床容器を探していらっしゃる方にとって、

それぞれご自身のライフスタイルに合った、お気に入りの容器を見つけるヒントになれば幸いです。

 

季と和